発達障害だからおもちゃ全部出すのかをまとめました。
「うちの子はおもちゃを全部出してしまうけど、もしかして発達障害なのかも…」と心配している方に向けて、知っておいて欲しい情報をまとめましたので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
発達障害だからおもちゃ全部出す?
発達障害だからおもちゃ全部出す、と完全に決まっているわけではありません。発達障害でなくてもおもちゃを全部出すこともあるでしょう。
しかし、発達障害としてカテゴライズされている多動性障害(注意欠如・多動性障害、ADHD)の傾向の一つとして「おもちゃ箱を全部ひっくり返して、床一面におもちゃを散らかす」というものがあります。
地方自治体が運営している発達障害に関するホームページでも、おもちゃを全部出すという行為は、多動性障害の一例として紹介されています。
注意欠陥多動性障害(AD/HD)Fちゃんの例
Fちゃんは遊ぶときには、おもちゃ箱をひっくり返して全部のおもちゃを出してしまいます。でも、片づけをさせようとすると、途中で遊びだしたりしてなかなか身につきません。
引用:岡山子育てサイト「発達障害について」について
このような情報は調べるとすぐに出てくるので、我が子がおもちゃ箱を全部ひっくり返して床一面に散らかしている様をみると「発達障害なのでは・・・?」と心配する人も多いのかもしれません。
「発達障害ならおもちゃ全部出す」は本当?
おもちゃを全部出すという傾向が、本当に発達障害につながっているのか調べてみました。
結論から言うと、発達障害の子をお持ちのご家庭の方が「おもちゃを全部出している」とつぶやいているツイートがかなり見つかりました。
つまり、発達障害と「おもちゃを全部出す」という行為は(100%ではないですが)因果関係があるということになります。
具体的にどのような状況だったのかをご紹介していきます。
おもちゃのコップにハマッたままごとのドーナツを取ろうと検索したら。発達障害児はおもちゃを全て出す性質があるらしいことを知るなど。
あー、全出しはそういうことかー。めっちゃ腹立つし!めっちゃキレたけど。諦めるとこかー。
— ぱぐもに (@inumoni0304) August 6, 2021
自閉やらADHDやら発達障害って色々あるけど、どの程度からそう診断されるのかな?ボーダーラインが分からんというか…うちの子おもちゃで遊んでる時落ち着きなくて、遊び方も激しめ、数分遊べば次のおもちゃ出すし、物を投げたり、人にぶつけてくる。痛いからやめて、と何度も注意するが毎日繰り返す。
— ユウ@4y&2y (@umnc_kit) October 17, 2020
うちの子も二人ともADHDだけど
ちゃんと片付けますよ〜でも次からつぎと新しいおもちゃ出すので足の踏み場も無くなるほどになります
— REIN (@kmxst369) April 16, 2020
ADHDの息子と、2人きりで家に篭るのは、正直相当キツイ。有り余ってるエネルギーを人形にぶつける。踏みつけたり投げ飛ばしたり噛んでみたり。当然のごとく、次から次へとおもちゃを出すだけ出して、遊んでも片付けないから、片付けても散らかる。あっという間に足の踏み場がなくなる。
— しんぐる 新米ママ 💉は有害☠️⚠️ (@hsh310) October 5, 2014
このように発達障害のお子さんをお持ちのご家庭は、少なからずおもちゃを全部出しているという様子を見かけたことがあるようです。とくに2歳・3歳頃の子のようですね。
おもちゃを全部出すしどうしよう、と思っている方もいるかもしれませんが、選ぶ玩具で落ち着く場合もあります。
以下の記事にADHAの子におすすめのおもちゃをまとめているので、こちらもあわせてチェックしてみてください。
他にも年齢別の知育玩具もまとめているので、玩具に興味がある方はこちらの記事もご覧ください。
おもちゃ全部出すから発達障害?と思ったら
おもちゃ全部出すから発達障害?と思ったとき、一番やってはいけないことだと個人的に思うのは、親が勝手に決めつけてしまうことではないでしょうか。
そもそも発達障害とは発達障害者支援法の中で、以下のようにに定義されています。
そして、対象となるお子さんが発達障害かどうかを決めるのは素人ではなく、スペシャリストのお医者さんです。
もし「そうかもしれないな」と心配になったり不安になったりしたのであれば、発達障害に関して相談に乗ってくれるお医者さんを探し、そこを訪ねるのが一番良いと思います。
おもちゃ全部出すから発達障害と決める前に
「お医者さんに通う(診断してもらう)のは少し抵抗がある」という方は、ご家庭内で少しずつ対処していくのはどうでしょうか。
たとえば、さきほど地方自治体のホームページの例として出ていたFちゃんの件ですが、お母さんのちょっとしたアイディアによって、おもちゃを全て出してしまう行為はそのままであるものの、片付けをするという習慣は身についたようです。
お母さんのアイデアで、小さなかごをいくつか用意して、人形やつみきなどおもちゃを分類して片付けるものの絵を貼ってみました。すると、少しずつ片づけができるようになってきました。
引用:岡山子育てサイト「発達障害について」について
このように、ご家庭の努力によって、このような傾向は改善することができるというわけです。そして、地方自治体の発達障害のページにはこうも記されています。
発達障害は「親のしつけがなっていない」など、家族が周囲から誤解されてしまうことも多くあります。
しかし、本人の性格やしつけが原因ではありません。
また、障害があっても、乳幼児期から一貫した支援を受け、適切な関わりの中で成長することで生きづらさが軽減され、持っている力を伸ばしていくことができます。
引用:岡山子育てサイト「発達障害について」について
本人にとって、最も身近な支援は「親の支援」です。
実際にこちらの方も、親のアプローチによって改善しているようです。
今日朝から少し余裕があったので、デイに行く前に玩具で遊び出す子供。
でも、時間になったら自分で片付けを始めていた。
自分から進んでしていたので、凄く嬉しかった!
少しずつ成長してきてる。#発達障害 #ADHD #自閉症スペクトラム #アスペルガー症候群— たかみや/せあら (@takamiyaseara) January 11, 2020
病院に行って診断を受けサポート受けるというのも一つの手ですが、ご家庭本人に対して何らかのアプローチをするというのも良いと思います。
例えば、おもちゃでうまく遊べないなら「子供の発達をケアしたサービス」を利用するのも手です。
最近ではおもちゃをレンタルできるサービス「ChaChaCha(チャチャチャ)」が、発達が気になる子・グレーゾーンの子向けのおもちゃレンタルサービスをはじめました。
福祉の専門家と相談しながら我が子にあったおもちゃを選んであげれるサービスなので、気になる方は、おもちゃサブスク「チャチャチャ」をチェックしてみてください。
最安のおもちゃサブスク
ChaChaChaの特徴
初月は無料
キャラクター玩具あり
公式玩具一覧からリクエスト可能
おもちゃサブスクチャチャチャについて、詳しく知りたい方は以下の記事もあわせてご覧ください
おもちゃサブスク自体をじっくりチェックしたい方や、最新おもちゃ・クリスマスプレゼントに興味がある方は、以下の記事もおすすめですよ。