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おもちゃを買わない子育ての効果は?おもちゃを買わない家庭の実践方法も紹介

おもちゃを買わない子育ての効果は?どうやって実践するか解説

おもちゃを買わない子育て」の効果や、おもちゃを買わない家庭の具体的な実践方法を紹介します。

おもちゃを買わない子育てをすると、子供の想像力が育ち、モノを大切にする心が芽生え、手先が器用になる効果があります。

おもちゃを買わない家庭全てに当てはまる訳ではないですが、実際に口コミを調べるとおもちゃ買わない子育てをすることで効果を感じている方もいます。

本記事ではそんな「おもちゃを買わない子育て」について、千秋さんや樹木希林さんなどの有名人の実践例もふくめて紹介していきます。

がおがお
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実は昔おもちゃを限りなく買え与える主義でした。おもちゃ買わない子育てとは真逆の立場にいた者としての意見も付け加えていくので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね!

おもちゃを買わない子育ての効果は?

おもちゃを買わない子育てをするのは、何らかの効果を求めて行うもの。

もちろん経済的に難しいので結果的におもちゃを買わない子育てをする人もいるでしょうが、今は能動的におもちゃを買わない子育てをする人もいます。

ではなぜおもちゃ買わない子育てをするのか、それはおもちゃ買わないことによって子供の想像力が育ち、手先が器用になり、ものを大事にするようになるからです。

これらの効果を期待して、子供とともにおもちゃを買わない子育てを実践しているわけです。

がおがお
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それぞれの効果について詳しく紹介していきますね!

おもちゃも買わない子育ては想像力が育つ

おもちゃを買わない子育てを行うことによって、子供の想像力が育ちます。

おもちゃを買わないと、おもちゃ以外のもので遊ばないといけなくなります。そうなると身の回りのものをおもちゃとして扱うことになるのですが、既存の玩具と違って、本来は玩具ではないものなので、想像力を使わなければいけません。

確かにおもちゃを買い与えすぎてしまうと、おもちゃ以外で遊ぶことをかなり嫌がってしまいます。場合によっては、折り紙やあやとりで遊ぶことすらもめんどくさがります。

「こうやって遊ぶおもちゃなんだよ」とルールが決められたものばかりを遊んでいると、想像力が欠如するというのは納得できます。

おもちゃを買わない家庭の子は手先が器用になる

おもちゃを買わない子育てを行うことによって、手先が器用な子供に育ちます。

おもちゃを与えない場合、手作りでおもちゃを作ることが多くなるでしょう。

自分が満足いくおもちゃを作り上げるために、試行錯誤することになりますから、自然と手先が鍛えられるというわけです。

確かに、手作りでおもちゃを作るとなった場合は、手先の器用さが求められるため、必然的に器用な手先になるでしょう。

ただ、ブロック型のおもちゃや紐通しのおもちゃなども手先の器用さを求められるため、既存おもちゃを買ったとしても手先は器用になるとは思います。

もちろん選ぶおもちゃにもよりますが、おもちゃを買ったとしても手先が器用になる機会は多々あるのではないでしょうか。

おもちゃ買わない子育てはモノを大事にするようになる

おもちゃを買わない子育てを行うことによって、モノを大事にする子になります。

手持ちのモノが少ないわけですから、今あるものを失うともうおもちゃがなくなります。

ストックが多数あれば「これはなくなっても良いや」と粗末に扱ってしまいますが、唯一無二になると、モノを大事にするというわけです。

おもちゃを買わないと、モノを大事にするという考えは非常に納得です。

実際、おもちゃを買いすぎている時期は、一つ一つのおもちゃをかなりぞんざいに扱っていました。遊ぶ時間が少ないのはもちろんのこと、大事に扱わずに、すぐ紛失する等、ひどい扱いです。

おもちゃを買う数を極端に減らした後は、モノを大事にしてくれることが多くなってきたため、「おもちゃ買わないとモノを大事にする」という考えはとても納得できます。

おもちゃを買わない家庭の子は創意工夫力が身に付く

おもちゃを買わない家庭の子は創意工夫の力が身に付きます。

こどもはおもちゃがない分、自然に周囲のものを使って楽しもうとします。例えば以下のようなツイートです。

化粧道具やゴムなど何でも玩具にするのがこどものすごいところですね。大人が見てなんとも思わない物も子供にとってはおもちゃになるのです。

このような創意工夫する力が身に付くのもおもちゃを買わない家庭の効果といえますね。

がおがお
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おもちゃを買わない子育てをしている方は結構多いみたいですが、実は有名人でも「おもちゃを買わないに子育て」をしているって知ってましたか?

おもちゃを買わない子育てをしている有名人

おもちゃを買わない子育てをしている有名人で、代表的なのは千秋さんと樹木希林さんです。

なぜおもちゃを買わない子育てをしていたのか、おもちゃ買わない子育てをしたことによって子供にどんな影響があったのかを紹介していきます。

千秋さんのおもちゃを買わない子育て

タレントの千秋さんは、おもちゃ買わない子育てを実践していることで有名です。千秋さんを真似して、おもちゃを買わない子育てを始めた方も少なくありません。

千秋さんがおもちゃを買わない子育てをする際、既存のおもちゃの代わりに手作りで何かを作ってあげているそう。なんと、お子さんではなくご自身で作られています。

もちろん時と場合によっては、お子さんと一緒に作ったり、お子さんに作ってもらったりしているでしょうが、自分が手作りおもちゃを用意するというのは驚きです。

樹木希林さんのおもちゃ買わない子育て

女優の樹木希林さんも、子供におもちゃを買わない子育てをしていたとして有名です。

おもちゃを買わないことに対して強い信念を持っており、その信念を受け継ぎたいと考えている方は少なくありません。

「いちど買ってしまうと、次買うときに買わない選択肢を選ぶ際にエネルギーがいる」というのはとても納得ができます。

「この前は買ってあげたから買ってあげたほうがいいのかな」「買ってあげたらすごい喜んでくれたし・・」と、似たようなシチュエーションに悩む事は”あるある”なのではないでしょうか。

そんな樹木希林さんの「おもちゃは与えない子育て」によって、空想力や想像力がとても養われたといわれています。

玩具を与えすぎたことによって、想像力や空想力が激減してしまった・・となると、この意見は非常に耳が痛いですよね。。

実際おもちゃの数を減らしてからの方が、想像したり、考えたりする事が増えたと実感しています。

がおがお
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おもちゃを買わない子育てをしているのは有名人だけじゃないですよ!実際に実践している人の口コミを見てみましょう!

おもちゃを買わない子育て・家庭の口コミ

SNSを調べてみると、実際に子供におもちゃを買わない子育てをしている方の口コミを多数見ることができます。

子供におもちゃは買わないという基本方針は変わりませんが、人それぞれ少しずつルールが違うので非常に参考になります。

例えばこちらの方は、「おもちゃは買わない主義だけど、知育や勉強につながるものは買う」というルールにしています。

今は知育玩具が非常に多く、これを手作りで再現しようとするとかなり難しいです。だからこそ、この意見には非常に賛成できます。

また、全くおもちゃを買わないわけではなく、誕生日やクリスマスにはおもちゃを買う主義の方は非常に多いです。

誕生日やクリスマスといえばプレゼントがつきもの。子供が喜ぶ顔を見たいからこの時だけはおもちゃを与えるというのも納得です。

また、キャラクターもののおもちゃだけは買わない、と決めている方もいます。

この気持ちもすごくわかります。一定のおもちゃキャラクターに偏っておもちゃを与えていると、それ以外は見向きもしなくなり、子供の可能性をつぶしたのではないか、と悩んだ時期が私もありました。

また、こちらは「自分ではおもちゃ買わないけど、親族に会ったときだけおもちゃを買ってもらうようにしている」というケースです。

これもとてもわかります。親族がおもちゃを買ってくれるので、自分はおもちゃを買わないと決めているパターンもあるのではないでしょうか。

このように、おもちゃを買わない人にもそれぞれ色々なルールがあります。反面おもちゃいる派が大多数なのも事実なので、両方の意見を知っておきたい方は、以下の記事もご覧ください。

がおがお
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こんな感じで子供におもちゃを買わない方針をとっているご家庭は多いですが、どのように実践しているのかも気になりますよね?

おもちゃを買わない子育て実践方法

おもちゃを買わない子育てを実践するためには、それ相応のコツが要ります。私自身もおもちゃをめちゃくちゃ買う子育てから、極力おもちゃを買わない子育てに変えました。

その時の経験と第三者を意見の踏まえながら、おもちゃを買わない子育ての実践方法を紹介していきます。

誕生日など特別の日だけおもちゃを与える

いきなりおもちゃをまったく買わない子育てを実践するのは難しいと思います。

まずは誕生日など、特別な日だけおもちゃを与えるようにしてみてはどうでしょうか。

やはり、誕生日やクリスマスなどはプレゼントと切っても切れない関係です。このタイミングでおもちゃを全くあげないのは、子供も大人も少し寂しいもの。

だからこそ、子供におもちゃを与えない子育てをすると決めたとしても、誕生日や特別な日だけは、おもちゃを与えるようにしてみてはどうでしょうか。

実家に協力を仰ぐ

子供に全くおもちゃを与えないのは少々難しいかもしれない、と思っている方は実家に協力を仰いでみてはどうでしょう。

つまり、お子さんに「親はおもちゃ全く与えてくれないけど、おじいちゃんやおばあちゃんはおもちゃを買ってくれるかもしれない」と思ってもらうわけです。

この方法だと、完全にお子さんからおもちゃを遠ざけることはできませんが、おもちゃがもらえるタイミングの分別はつけられます。

大人がおもちゃを買ってあげたい気持ちを我慢する

大人がおもちゃを買ってあげたい気持ちを我慢する事も、子供におもちゃを買わない子育てをする上でとても大事です。

私は個人的におもちゃが好きなので、おもちゃをどんどん買っていました。

そのため、子供になるべくおもちゃ買わないようにしようと方針を買えた時は、子供よりも私が辛かった思い出があります。

おもちゃを買い与えて喜ぶ姿を見るのは、やはり嬉しいもの。自分の小遣いですぐおもちゃを買っていたので、強制するのは非常に大変でした。

もし思う節がある方は、まず自分が意識改革をするところからはじめてみてはどうでしょうか。

大人が自分のおもちゃを買うことを我慢する

常日頃から自分の小遣いで自分のためのおもちゃを買う人が、子供におもちゃを買わない子育てをするのであれば、自分がおもちゃを買うことを我慢することも大事です。

自分がおもちゃを買っているのに、子供にはおもちゃを買っていない場合、その姿を見て子供が疑問に思うのは不自然ではありません。

子供は親の背中を見て育つと言いますから、子供に手本を示すためにも、おもちゃを買う癖がある方は、まだその癖を直さなければなりません。

子供におもちゃを買わない子育てを実現する事は難しいでしょう。

作れるものは作ってあげる・一緒に作る

子供はおもちゃが全くないという状況は少々辛いです。特に今までおもちゃを買ってもらっていたのに、いきなり買ってもらわないようになると、その落差に戸惑いを感じてしまうでしょう。

だからこそ、おもちゃで作れるものは作ってあげる、もしくは一緒におもちゃを作るという習慣が大事です。

段ボールや折り紙、発砲スチロールなど身近に手に入るものは、おもちゃに変わることができます。100均で手に入る物でも色々と作ることができます。

今は身近にあるものをおもちゃにする動画や書籍も多数ありますので、そちらを参考にするのも良いでしょう。

おもちゃを作ってあげることによって、「親が作ってもらったものを渡された」という今までいなかった感情を芽生えるかもしれません。

また、一緒におもちゃを作ることによって親子の関係性を高めることもできます。

時間を作る事は難しいかもしれませんが、もしタイミングが合うなら子供と一緒におもちゃを作ったり、作ってあげたりするといいかもしれません。

子供が本当に好きなおもちゃを見極める

子供が本当に好きな玩具を見極める事は、筆者自身が子供におもちゃを与えない子育てをしていく上で1番大事だと思ったことです。

子供が好きなおもちゃは何なんだろう、何が好きなのか見極めたいという気持ちでおもちゃをどんどん買っている方もいるはず。

もし子供が本当に好きなおもちゃはこれだと少しでもヒントを得たら、そのおもちゃ以外は与えないようにしてみてください。

この方法だと子供におもちゃを与えることをゼロにすることはできませんが、好きなことだけに専念できるようになります。

がおがお
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おもちゃ以外の段ボールや折り紙など、身の回りのもので遊ぶ機会も少しずつ増えていくはずですよ!

おそらく、子供には頭のキャパシティーがあるのでしょう。それを市販の玩具だけで埋め尽くすのが問題です。

好きな玩具だけ頭のキャパシティーに入れてあげて、残りの空白を「おもちゃ以外のモノを遊ぶためのメモリ」として残してあげるのが良い、と個人的には思っています。

子供におもちゃを買わない子育てまとめ

子供におもちゃは買わない子育ては思った以上に大変です。特に今までおもちゃを与えていた方が、方向転換するのはかなり大変でしょう。

ただ、今までおもちゃを買い与えすぎていた筆者からすると、子供におもちゃを買わない子育ては、子供にとってプラスになると確信しています。

集中力・想像力・応用力などが向上しますし、自分で頭を使って何かを解決しようという気概が生まれます。今までよりもモノを大切にする気持ちも芽生えるでしょう。

おもちゃを完全にゼロにするのは難しいかもしれませんが、誕生日などのタイミングだけ与えるなどの工夫をすれば、おもちゃ買わない子育てができると思います。

最終的には家庭の方針次第だと思いますが、子供におもちゃを買わない子育てをチャレンジしてみたい方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

がおがお
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