トイサブ・こどもちゃれんじを比較して、両社の違いをまとめました。
トイサブ・こどもちゃれんじ共に0歳~6歳のサービスですが、トイサブはおもちゃを届けるサービス、こどもちゃれんじは総合幼児教育と明確な違いがあります。
本記事では、トイサブとこどもちゃれんじのサービスの違いや、どんな人にどっちがおすすめなのか、深堀していきます。
トイサブとこどもちゃれんじで迷っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
トイサブとこどもちゃれんじ比較まとめ
トイサブとこどもちゃれんじを比較した結果をまとめます。
項目 | トイサブ | こどもちゃれんじ |
月額料金(税込) | 3,674円 | 2,074円~ |
届くもの | 知育玩具 | ワーク・DVD・知育玩具 |
届く頻度 | 2ヶ月に1回 | 毎月 |
トイサブはおもちゃレンタルサービスなので、おもちゃ以外は届きません。従って、学べる内容や子供の成長もすべておもちゃ由来のものになります。
2ヶ月に1回プロが選定した知育玩具で遊ぶことで、楽しみながら知育ができ、常に新鮮な高級知育玩具に触れさせてあげれるのが、こどもちゃれんじと違うトイサブの大きな特徴です。
このようにおもちゃを中心に子供の成長を促したい、コスパ良くおもちゃを入手したいという子はトイサブの方が合っています。
一方、こどもちゃれんじは通信教育なので、総合的な幼児教育を施してあげれるサービスになります。
詳細は後述しますが、こどもちゃれんじは成長にあわせておもちゃやワークで必要なことをバランスよくお勉強していけます。
おもちゃもトイサブ程ではないですが、毎月のように届くので、コンテンツ量が不満になることはありません。
小学校への入学準備など必要なことは全てそろうのがこどもちゃれんじの良いところなので、その点を重視したい方は、こどもちゃれんじを選んでみてください。
トイサブは知育おもちゃレンタルサービス
トイサブは月額料金を支払って知育おもちゃをレンタルできるサービスです。おもちゃサブスクとも言われています。
2015年にサービスを開始してから、おもちゃサブスク業界の中では最大手のサービスとして成長しました。
一度トイサブを始めたら、3%の方しかやめないという脅威の継続力が特徴。しかもトイサブを辞めた理由の多くは「幼稚園や保育園に行き始めて、おもちゃで遊ぶ時間がなくなったから」という致し方ないものです。
トイサブの料金プラン
トイサブの料金プランは、2つ用意されています。
項目 | ライトプラン | スタンダード コース |
月額料金(税込) | 980円 | 3,674円 |
おもちゃの届く回数 | 半年に1回 | 2か月に1回 |
申し込み条件 | スタンダートプラン から移行のみ |
初回申し込み時 から選択可能 |
一部のネット記事には「1つのプランしかない」と書かれていますが、それは間違いです。
「スタンダードプランを経験したあとしか移行できない」という申し込み条件はありますが、月額金額を抑えることができるライトプランも選べます。
詳しくは「トイサブのライトプランは新規で使えない?利用者の口コミは?」の記事をご覧ください。
なお、トイサブの料金や注意点について詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてくださいね。
トイサブのメリット・デメリット
トイサブのメリット・デメリットをまとめます。
- 我が子に合った知育玩具で遊べる
- 有名メーカーのおもちゃが複数届く
- レンタル継続や買取もできる
- リクエストで届くおもちゃを調整できる
- 届いたおもちゃで遊ばないかもしれない
- おもちゃで遊ばなくても2カ月間は交換できない
- 中古のおもちゃで遊ばせることになる
- まれにおもちゃが届かないことがある
トイサブのメリットは、自分では買うことのないおもちゃを、我が子にたくさん遊ばせることができることです。
幼児向けの知育玩具はどれも高額なものが多いです。数千円~数万円は当たり前になりますが、外すとかなりの痛手ですよね。
そんな高級知育玩具を月々3,674円でレンタルすることができます。
トイサブでレンタルをすれば、おもちゃ1つ分の購入金額で5つから6つのおもちゃを我が子に遊ばせることができるわけです。これが定額おもちゃレンタルサービス「トイサブ」の大きな強みといえます。
一方、トイサブにはデメリットと言える難点もあります。
送られてくるおもちゃはトイサブ側が一方的に決めるため、気に入らないおもちゃが届くリスクがあります。プロが選んでくれているとはいえ、子供に合わない場合もたまにあるんですよね。
また、他のお子様が遊んだおもちゃが手元に届くため、どうしても中古感があります。中古品に抵抗がある方はトイサブに向いてないでしょう。
トイサブにもメリット・デメリットがありますが、おもちゃでの知育をメインにしたい方は、トイサブの方が合うはずです。
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なお、トイサブについては以下の記事にて詳しく紹介しています。トイサブが気になった方はぜひチェックしてみて下さい。
こどもちゃれんじは幼児向けの通信教育
こどもちゃれんじとは、幼児向けの通信教育教材です。毎月ワークやおもちゃ、DVDなどその時にあった幼児教育が施せる教材を届けてくれます。
いわゆる「お勉強」ができる通信教育教材ですが、しまじろうといった圧倒的人気キャラクターのおかげで多くの子供たちから指示されており、楽しく学べると評判の教材です。
幼児教育といえばこどもちゃれんじ、という程メジャーな教育教材ですが、おもちゃに関しては「エデュトイ」というこどもちゃれんじオリジナルの知育おもちゃが届きます。
トイサブは全国・世界中のおもちゃから届くのに対し、こどもちゃれんじはベネッセの研究により生まれたオリジナルの知育おもちゃが届くので、この点は両社の明確な違いの1つですね。
そんなこどもちゃれんじについて、かんたんに紹介していきます。
こどもちゃれんじの料金プラン
こどもちゃれんじの料金プラン・コースは複数あるのが特徴です。具体的には以下の通りになります。
コース | 対象年齢 | 月額料金 | 主な内容 |
Baby | 0歳・1歳 | 2,074円 | 五感を使った遊び |
ぷち | 1歳・2歳 | 2,780円 | まねっこ遊び等 |
ぽけっと | 2歳・3歳 | 2,780円 | 自分で考える教材 |
ほっぷ | 3歳・4歳 | 2,780円 | ひらがな 数の遊び |
すてっぷ | 4歳・5歳 | 2,980円 | 学びへの やる気を育てる |
じゃんぷ | 5歳・6歳 | 2,980円 | 小学校入学の 最終準備 |
対象年齢別に教材の名前も変えて、細かく分類しています。「こどもちゃれんじ」というブランドだけで、0歳から6歳まで対応しているわけではないので、注意してください。
料金は、年少コースのほっぷまでが、2,379円。年中・年長コースは、2,980円になります。(毎月払い・税込)
こどもちゃれんじのメリット・デメリット
こどもちゃれんじのメリット・デメリットをまとめます。
- 教材のバリエーションが豊富
- 知名度が高く、利用者数が多い・人気の教材
- 年齢に合わせた知育玩具で遊べる
- 親向け情報誌も届く
- しまじろうのDVDも届く
- おもちゃが溜まっていく
- 紙の付録が多くて散らかる
- 細かい付録が多くて片付けが大変
- しまじろうに飽きてしまうことも
こどもちゃれんじ最大のメリットは、我が子の月齢に合った教材が届く事ですが、他にも生活習慣や日本語・英語を学べる機会になるのも大きなポイントです。
親向けの育児書もはじめての子育てなら役に立ちますし、DVDやおもちゃのおかげ親の時間ができるのもメリットの1つですね。
一方で、こどもちゃれんじにもデメリットがあります。それは、知育玩具や絵本・テキスト教材がどんどん増えていくことです。
こどもちゃれんじ”あるある”なのですが、毎月続けていくと教材やおもちゃがどんどん増えていきます。あっという間に本棚とおもちゃ箱は、こどもちゃれんじだらけになってしまうんですよね。
なお、一部のネット記事では、こどもちゃれんじのおもちゃは少々安っぽいと書かれていますが、今はそこまでありません。「この月額でこのクオリティのおもちゃをもらっていいのか」というレベルのおもちゃが来ます。
確かに一昔前までは安っぽいおもちゃが届いていましたが、今は市販されているおもちゃ並みにクオリティーが高いものばかり。
「おもちゃとテキスト教材、そしてDVDも付いてくるのにこの金額は安い!」と、コスパの良さを評価する人は多いのではないでしょうか。
トイサブとこどもちゃれんじを徹底比較
トイサブとこどもちゃれんじを徹底比較してみます。
比較した結果は、以下の通りです。
比較項目 | トイサブ | こどもちゃれんじ |
届くもの | 知育玩具5~6個 (15000円) |
知育玩具 テキスト教材 DVD 親向け情報誌 |
金額(月額) | 3,674円 | 2,074円~2,980円 |
目的 | おうち時間の充実 おもちゃを介しての 幼児教育 |
小学校入学までに 身に着けたい知識を 逆算して学習 |
届くおもちゃ | 有名メーカーの 幼児向け玩具 |
オリジナル玩具 (しまじろうなど) |
返却の有無 | レンタルなので 返却が必要 |
自分のものになるので 返却不要 |
届く頻度 | 2か月に1回 | 1か月に1回 |
リクエスト | おもちゃの リクエストが可能 |
届く教材は 決まっている |
まとめて支払い | 6か月払いで5%オフ 1年払いで10%オフ |
1年払いで月額2,379円 →1,980円 |
1か月で解約 | 可能 | 原則として不可 |
ではそれぞれの項目について、詳しく紹介します。
届くもの
トイサブは市場価格15,000円程度の知育玩具が5〜6個に届きます。一方でこどもちゃれんじは、知育玩具・テキスト教材・親向けの情報誌やDVDが届きます。
サイズ感はトイサブの方が圧倒的に大きく、毎回大きめの段ボールでお届けしてくれます。
一方こどもちゃれんじは、A4サイズ程の袋なので、届くもののインパクトとしてはトイサブの方が凄いです。
こどもちゃれんじも教材は豊富な方ですが、届きたときの子供の反応やインパクトはトイサブの方が圧倒的にすごいです。
月額金額・料金
月額金額を比較すると以下のようになります。
項目 | トイサブ | こどもちゃれんじ |
月額料金(税込) | 3,674円 | 2,074円~2,980円 |
トイサブは定額なので、3,674円と思っておけばOKです。
こどもちゃれんじはコースによって料金が異なります。
- 0歳:2,074円
- 1歳~年少:2,780円
- 年中・年長:2,980円
トイサブよりもこどもちゃれんじの方が料金は安いです。届く頻度も多いので、体感的なコスパはこどもちゃれんじの方がいいですね。
トイサブは2ヶ月に1回15,000円相当のおもちゃが届くので、コスパは悪くないのですが、払う金額はこどもちゃれんじよりも多くなります。
サービスの目的
サービスとしての目的ですが、トイサブはあくまでもおもちゃのレンタルなので、そのおもちゃをどう使うかによって目的が変わってきます。
おうち時間を豊かにするためにトイサブを使う人もいるでしょうし、おもちゃを介して幼児教育に繋げたい人もいるでしょう。すべては、おもちゃを手に入れたお子様と親次第です。
一方で、こどもちゃれんじの場合は、明確に目的が決まっています。それは「小学校入学までに必要な学習を逆算してやっていく」ということ。
仮に0歳のコースであったとしても、小学校入学までの時間を逆算して、0歳のときに必要なことを教材としてまとめるという内容になっています。
届くおもちゃ
トイサブは定額おもちゃレンタルサービスなので、やはりおもちゃが豊富です。百貨店やトイザラスなどで売っている有名メーカーの知育玩具が届きます。
一方、こどもちゃれんじから届くおもちゃは、全てこどもちゃれんじオリジナルです。基本的にはしまじろうをテーマにしたおもちゃになります。
しまじろうをテーマにしているものの、ブロックや動くおもちゃ、ジオラマ的なおもちゃなど多種多様です。
ワークと連動しているのがトイサブにはない特徴で、このような音声タッチペンのような独自のハイクオリティなおもちゃも届きます。
生活習慣の成長に合わせたおもちゃも豊富で、トイレを覚える時期などはトイレトレーニングに特化したおもちゃが届いたり、歯磨きの時期は歯磨きを覚えるためのおもちゃが届いたり、バランスよく学んでいけるのがこどもちゃれんじのおもちゃです。
おもちゃ返却の有無
トイサブはあくまでもおもちゃレンタルサービスなので、期限が来たらおもちゃを返さなければいけません。
一方、こどもちゃれんじはレンタルサービスではなく、購入という形になりますので、届く教材やDVDおもちゃは全て自分のものになります。返却をする必要はありません。
おもちゃが届く頻度
トイサブの場合、おもちゃが届く頻度は2ヶ月に一回です。これを早めることはできません。一方、こどもちゃれんじの場合は、1ヵ月に1度、教材やおもちゃが届きます。
トイサブは初回だけ少し遅れる事もあるので、心配な方は『トイサブはいつ届く?公式に聞いてみた』の記事をご覧ください。
リクエストの有無
トイサブはリクエストによって、送られてくるおもちゃをある程度調整することが可能です。
「我が子は木のおもちゃでたくさん遊ぶので、木のおもちゃを多めにお願いします」と事前に伝えておくと、リクエストが反映されたものが送られてきます。
一方で、こどもちゃれんじは、こどもちゃれんじ側が送る教材やおもちゃを一方的に決めるため、もらう方はリクエストなどは一切できません。
ただ、次月は何か送られてくるのか予告があるため、何が送られてくるのか全くわからないわけではありません。
まとめて支払いで割引
トイサブは6ヶ月分を一括で払うと5%安くなり、1年分を一括で払った場合は10%安くなります。キャンペーンでの割引情報は『トイサブプロモーションコードでお得に入会しよう』の記事をご覧ください。
一方、こどもちゃれんじの場合は、割引は支払方法による違いのみです。1年分を一括で払うと月額料金が安くなるので、お得に始めたい方は一括払いがおすすめです。
1か月で解約できるかどうか
トイサブは始めてから1ヵ月間で解約することができます。もしおもちゃが気に食わなければ、すぐに止めることができるわけです。
トイサブの解約については『トイサブの解約まとめ|返金の受取方法まで解説』の記事をご覧ください。
一方、こどもちゃれんじは原則として1ヵ月で解約することができません。2ヶ月目以降で解約することができます。
なお、春のキャンペーンなど特定時期に限っては、1ヵ月で解約することも可能です。
トイサブ・こどもちゃれんじの選び方
今回はトイサブとこどもちゃれんじを、複数の項目で比較してみました。結果としては以下の通りです。
比較項目 | トイサブ | こどもちゃれんじ |
届くもの | 知育玩具5~6個 (15000円) |
知育玩具 テキスト教材 DVD 親向け情報誌 |
金額(月額) | 3,674円 | 2,074円~2,980円 |
目的 | おうち時間の充実 おもちゃを介しての 幼児教育 |
小学校入学までに 身に着けたい知識を 逆算して学習 |
届くおもちゃ | 有名メーカーの 幼児向け玩具 |
オリジナル玩具 (しまじろうなど) |
返却の有無 | レンタルなので 返却が必要 |
自分のものになるので 返却不要 |
届く頻度 | 2か月に1回 | 1か月に1回 |
リクエスト | おもちゃの リクエストが可能 |
届く教材は 決まっている |
まとめて支払い | 6か月払いで5%オフ 1年払いで10%オフ |
1年払いで月額2,379円 →1,980円 |
1か月で解約 | 可能 | 原則として不可 |
上記をふまえたうえで、トイサブ・こどもちゃれんじが向いている人をそれぞれ紹介していきましょう。
トイサブが向いている人
トイサブが向いている人は、次のような人です。
- 質の高い知育玩具で遊ばせたい
- テキスト教材をする時間がない
- コスパ良く高級玩具を手に入れたい
トイサブをやってみれば実感できますが、質の高い高級知育玩具がたくさん届きます。
ここが本当におもちゃサブスクの良い点なので、おもちゃを通じて知育をしたい、おうち時間をもっと豊かにしたいと思っている方には、トイサブは向いているといえます。
また、トイサブは自分では買わないような高級知育玩具がコスパ良く入手できます。
高いおもちゃを買う余裕はない、ハズレのおもちゃを買いたくない、という人もリスクなく高級知育玩具に触れさせてあげれるので、そんな人にもピッタリのサービスですね。
さらに言うと、トイサブはおもちゃでの知育のみになるので、テキスト教材などで知育やお勉強に時間を費やしてあげれない人にもおすすめです。
子供が遊ぶ時間をできるだけ成長に繋げてあげたいなら、相応の良いおもちゃを与えてあげればよいです。
\5,000円OFFは今だけ/
こどもちゃれんじが向いている人
こどもちゃれんじが向いている人は、楽しくお勉強する習慣をつけて欲しい人です。
こどもちゃれんじはおもちゃが中心というわけではなく、おもちゃを使って様々な教育をバランスよく行うのが特徴の教材です。
- 小学校入学へ向けてしっかりと準備したい
- 子供のお勉強を伸ばしてあげたい
そんな人はこどもちゃれんじの方が合っているはずです。
こどもちゃれんじとトイサブを比較していきましたが、明確にサービスが異なるので、家庭の方針と何をしてあげたいか、を決めてあげましょう。
それぞれのサービスの違いや目的を知って、我が子に合ってるのはどっちなのかを選べば、後悔のない選択になるはすです。
おもちゃのサブスクについて、もっと詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせて見ていってくださいね。
また各社の比較記事もまとめているので、詳細にチェックしたい方はこちらもご覧ください。