『2歳・3歳になったけどパズルができないのは遅れてる?』と思ってませんか?
本記事では『パズルができるようになって欲しい』という方のために、おすすめのパズルと上手に取り組むポイント、何ピースぐらいが目安なのかまで、詳しく解説していきます。
2歳~3歳のお子様が『パズルができない』と悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。
2歳・3歳でパズルができない子におすすめのパズル
2歳~3歳頃の子で、『パズルができない』と悩んでいる方におすすめなパズルは、次の4つです。
- 型はめパズル
- ピックアップパズル
- 絵合わせパズル
- ジグソーパズル
パズルは本当に全然できない!って子は、型はめパズルやピックアップパズルから始めてみて下さい。
1歳半ごろからが対象なので、慣れていない子でも取り組みやすいです。2歳頃で型はめパズルができない子も、まずは型はめパズルを練習してみましょう。
『型はめパズルとかはできるんだけど・・・』という子は、絵合わせパズルやジグソーパズルからでも大丈夫です。
ジグソーパズルは難しいイメージですが、実は6ピース等の簡単な物もあります。感覚を掴むと一気にできる事もあるので、少ないピースができそうなら挑戦してみても良いと思います
うちの娘も、もちろん最初はできなかったんですが、できる所から少しずついっしょにやっていった結果、3歳の終わり頃には100ピースのパズルも難なくできるようになりました。
そんな経験と、知育おもちゃオタクの知識を活かして、この記事では『パズルができない』を『できた!』に変える方法をお話ししていきます。
それぞれのパズルの特徴や、おすすめポイントを解説していくので、お子様の成長に合わせたパズル選びの参考にしてくださいね♪
初めての子にぴったり:型はめパズル
型はめパズルとは、丸・三角・四角など図形の形の立体パーツを型にはめるタイプのパズルです。
0~1歳児でもできるパズルなので、すでに持っている人も多いかもしれませんね。赤ちゃんでも握りやすいので「おもちゃを握ってくれない」という子にもおすすめです。
画像の玩具は『アンパンマン NEWまるまるパズル』と『Btoys パズルボックス木のおもちゃ』になります。
型はめパズルは、穴の形状に合わせて立体パーツを入れ込むため、手先を動かすトレーニングになります。
さらに他のパズルよりも難易度が低いので、パズルの導入にとても最適です。
- かたちが違う
- かたちが同じ
- 向きが違う
型はめパズルは、このような図形認識能力を遊びの中で養っていくことができます。
レベルに合わせて選ぼう
型はめパズルにも難易度に分かれたタイプがあるので、お子様のレベルに合わせて選んであげて下さいね。
実は2歳~3歳児向けの型はめパズルも結構あるので、すでに持っている人は難易度の高い型はめパズルも検討してみてください。
高
- パーツを組み合わせて型にはめるタイプ
- 数字やアルファベットタイプ
- 丸・三角・四角などの図形タイプ
低
我が家も最初は1番簡単な『箱型の型はめパズル』を1歳前後から始め、半年以上は楽しんで遊んでいました。
型はめパズルのおすすめポイント
型はめパズルは他の4つのパズルと比べて、以下の4つがおすすめなポイントです。
- 1歳頃から始められる
- 手で掴みやすい立体パーツ
- 難易度をあげて長く楽しめる
- パズルの中でも簡単で取り組みやすい
レゴデュプロやマグフォーマー、カプラなどのように、型はめパズルは手指のトレーニングと形を考える想像力を育んでくれます。難易度もいろいろあるので、慣れてない子は型はめパズルに挑戦してみてくださいね♪
型はめパズルは赤ちゃんからできる玩具の1つです。木の玩具も多く、清潔にしておきたいって人も多いです。
そんな人は、『木のおもちゃを消毒する方法は?』の記事もご覧ください。他には載っていない消毒方法とお手入れ方法をまとめています。
初心者におすすめ:ピックアップパズル
ピックアップパズルとは、動物や乗り物などシルエットに合わせて、絵がついたパーツをはめるタイプのパズルです。
パーツのつまみを掴む工程がありますが、比較的取り組みやすいので、さまざまな絵を理解できる1歳半〜2歳頃から導入することができます。
パーツのつまみが小さいため、型はめパズルよりさらに手先を使い、巧緻性(こうちせい)を養うことができます。
巧緻性(こうちせい)とは、わかりやすく言うと『指先の器用さ』です。指先の器用さは、子供の好奇心にも直結するといわれています。大学の研究結果でも『指先の器用なグループ』はそうでないグループに比べ、学習意欲が豊富という結果が出ています。
巧緻性のような指先知育は、実は0歳の頃から始められ、赤ちゃんが手指で遊びだす頃から鍛え始める事ができます。
子供の興味関心を育み、集中力を向上させるためにも、幼児期に巧緻性(こうちせい)を鍛える意味は大きいですね。
また、シルエットの形に切り抜かれた板にパーツを入れ込むことによって完成するので、他のパズルよりも達成感を味わいやすい特徴もあります。
ピックアップパズルおすすめポイント
ピックアップパズルのおすすめポイントは、以下の通りです。
- イラストのバリエーションが多く、子供の好みに合わせやすい
- 指先の器用に動かすトレーニングができる
- パズルのイラストに合わせてさまざまな名称を学べる
- パズル自体は簡単だけど、達成感がある
ピックアップパズルには、動物・乗り物・洋服などさまざまなバリエーションがあるので、パズルのイラストに合わせて「ライオン」「パンダ」など、名称を伝えながら遊ぶのも楽しいですよ。
一歩進んだ知育ができる:絵合わせパズル
絵あわせパズルとは、いくつかのパーツに切り分けられた1枚の絵を完成させるタイプのパズルです。
画像の動物パズルは『アニマルファームパズル』
パーツの形状がすべて同じであるため、『記憶力』や『空間認識能力』が必要になり、難易度がグッと上がります。
絵合わせパズル導入初期は、完成させるのが難しいため『楽しくない』と投げ出してしまう子供も少なくありません。
そんな時は、無理せずできるパズルから遊ばせてあげてくださいね♪
集中力や好奇心が未発達な2歳~3歳児に『無理な取り組み』をさせると、自己肯定感が感じられず、『やる気』の低下につながります。最初は親と一緒でも良いので『できた!』を実感させてあげる事が、子供の自己肯定感を育み、好奇心をもって取り組むきっかけになります。
他のパズルと並行しながらも、なんとか興味を持ってもらおうと複数の絵合わせパズルを購入して、一緒に取り組みました。
いくつかやってみて『子供を絵合わせパズルに向かわせるために必要なポイント』がわかったので、詳しく解説していきます。
絵合わせパズルに取り組むポイント
- 子供が好きなイラストのものを選ぶ
- 裏と表で難易度が異なるものを選ぶ
- 何度も一緒にパズルを完成させる
興味を持ちやすい物は最優先ですね。『ワンワン』『アンパンマン』等が好きなら、キャラクター物でも良いと思います。
絵合わせパズルは少しマイナーですが、実はトトロや有名キャラクターデザインの物も沢山あるので、子供が気に入りそうなキャラをまずは選んであげましょう♪
また、絵合わせパズルは『裏面』『表面』で難易度が異なる物もあるので、レベル調整しやすいパターン豊富なパズルを選ぶと失敗しにくいです。
購入して取り組み始めた際は、『何度も一緒にパズルを完成させる』ということが本当に大切です。
実際に娘は『絵合わせパズル』に一度苦手意識ができてしまい、再びやりだすまでちょっと苦労しました。
パズルで長く遊んでもらうためには、『苦手なもの』だと認識してしまう前に、一緒に完成させて『できた』『楽しい』『またやりたい』と感じるための成功体験が本当に重要だと実感しました。
子供はさまざまな体験を通して「経験」を積んで成長します。
- 体験=起こった出来事や事実
- 経験=体験を通して解釈した結果
成功体験は、子供の自信や自己肯定感に繋がる重要な経験となります。小さい頃から『やってみたら楽しかった』『遊んでいるうちにできるようになった』という小さな成功体験を積み重ねることで、新しいチャレンジをポジティブに取り組める心を育むことができます。
『自分でできた!』を繰り返していくと、自ら挑戦する気持ちが育まれ、ドンドン難しいパズルができるようになっていきます。
最初の食いつきが大事なので、導入する際は、子供が興味を惹きやすいイラストの物から始めてあげましょう。
絵合わせパズルおすすめポイント
絵合わせパズルのおすすめポイントは、以下の通りです。
- 記憶力が鍛えられる
- 空間認識能力が鍛えられる
- 想像力を養うことができる
- パズルのイラストによっては社会学習にも繋がる
他のパズルと比べ、記憶力や空間把握の能力が養われるのが、大きな特徴ですね♪
レベルは無限大:ジグソーパズル
ジグソーパズルは、パーツの形状もすべて異なり、イラストを完成させるタイプのパズルです。
イラストの種類によっては、大人でも難しいと感じてしまいますよね。
これまでのパズルで養われた『巧緻性』『集中力』『記憶力』『空間認識能力』のすべてを総動員して取り組む必要があり、パズルの中でも最も難易度が高いものになります。
難しいジグソーパズルに興味を持たせるコツ
ジグソーパズル導入初期は、これまでのパズルとの違いから『全く興味を示さない』ということも少なくありません。
そういった場合は、無理にジグソーパズルを押し付けるのではなく、ピックアップパズルや絵合わせパズルなど他のパズルと一緒に置いて、様子を見ましょう。
他のパズルを完成させたタイミングで『こっちもやってみない?』と誘って、一緒に取り組んで楽しさを教えてあげてみてください。
ジグソーパズルおすすめポイント
ジグソーパズルのおすすめポイントは、以下の通りです。
- 難易度が高く、さまざまな能力が養われる
- ピース数が多く、大きな達成感を味わえる
- 家族で楽しく取り組むことができる
ジグソーパズルは難易度が高い反面、完成した時に絵が見えるので、『達成感』が大きい事が最大の特徴です。
他のパズルよりも『挑戦してできた!』という高揚感も得られるので、慣れてきたら取り組ませてあげたいパズルですね。
ここまで4種類の2歳・3歳児向けのパズルをご紹介しましたが、色々なタイプのパズルがありますよね。
それぞれ知育効果や難易度が異なるので、どのパズルを選ぶかは大事なポイントです。
ただどのパズルでもそうですが、『ピースの数』によっても難易度が変わるため、選ぶ際には気をつけたいポイントになります。
モチベーションアップにも繋がるので、次は年齢別のピース目安数について、詳しく解説していきます。
2歳・3歳でパズルができない子は何ピースからやるべき?
『2歳・3歳でパズルができない子は何ピースからやるべきなの?どのくらいが平均?』という疑問について解説していきます。
結論から言うと、慣れてない子は2~4ピースからでもOKです。年齢別の目安は後述しますが、少ないピース数からやるのが上達のコツです。
パズルを導入してみても、子供が集中して取り組んでくれなければ意味がありませんからねね。
パズルはピース数が重要ではなく『子供が自分で考えてやれるかどうか』が大事なので、基本は気にせずに、できる所から始めていきましょう。
とはいえ『どのくらいが目安かは知りたい!』という方のために、公文が年齢別の目安を出してくれているので、それをシェアします。
- 1歳:2〜6ピース
- 2歳:9〜20ピース
- 3歳:54〜88ピース
- 4歳:154〜192ピース
これは『お勉強ガチ勢の公文の目安』なので、これを基準に『うちの子標準以下だわ』と不安になる必要はないですよ。
あくまでも『ここまでできれば上出来』という目安なので、できない子に無理して『多いピース』をやらせてはいけません。
年齢は気にせず『ピース数』別に、レベルや期待できる効果をまとめたので、『パズルができない』と悩んでいる方は、何ピースぐらいからやれそうか、参考にしてみて下さい。
2~6ピース:目安は1歳
2~6ピースのパズルは、1歳児頃のピース数と言われてますが、『パズルが初めての子』が取り組むべきピース数と思っていれば大丈夫です。
ピース数が少ないので、型はめパズルやピックアップパズル、簡単なジグソーパズルが適したパズルと言えますね。
シンプルなパズルだからこそ、ピースをはめることを通じて、形の違いや大きさの違いを理解することができるのです。
ジグソーパズルでも、2ピース、4ピースのパズルもあるので、年齢に関わらず『パズル初心者』の子は、まずここから始めてみて下さい。
少ないピース数のパズルは、くもんが有名なので、くもんのパズルから始めるのがベターです。
9~20ピース:目安は2歳~3歳
1歳からパズルをしてきた子にとっては、9~20ピースが2歳~3歳児の目指すべきピース数になります。
このピース数では、絵合わせパズルやジグソーパズルが主流になってきます。
- キャラクターが魅力的
- 絵がわかりやすい
- ピースが大きい
まずは取っつきやすいパズルを優先して、取り組んでみて下さい。
我が家はこの頃、大好きなアリエルのパズルにハマってくれてました。
ディズニーのパズルは、10~20ピースの物が多く、難易度も低いので2歳~3歳ぐらいの子供にぴったりのジグソーパズルです。
何度もやっていたので、慣れてくると2分程で完成できるぐらいになってきます。
2歳~3歳頃に育みたい能力は、以下の3つです。
- 手先の器用さである『巧緻性』
- 色の違いを認識する『色彩判別能力』
- 形の違いを識別する『図形認識能力』
9~20ピースぐらいのパズルは、この3つの能力を養うのにちょうど良いレベルなので、ピース数を増やせるなら、ジグソーパズルや絵合わせパズルに取り組ませてあげて下さいね♪
子どもの手指の巧緻性を鍛えるのにパズルはおすすめですが、紐通し玩具も同様におすすめです。
紐通しはおもちゃの質よりも『紐に通すこと』が大事なので、100均とかで作れます。詳しくは『紐通しおもちゃを100均で代用する方法』の記事で解説しているので、興味のある方は、ぜひご覧ください。
54~88ピース:目安は3歳~4歳
3歳~4歳の子供のパズルピース目安は、54〜88ピースとなっています。
このピース数ができるような子は、絵合わせパズルでは満足できないので、必然的にジグソーパズルに取り組む子が多くなります。
ただ20ピースぐらいからいきなりレベルアップするのは、ちょっと難しかったので、ピースサイズが同じぐらいで『ピース数が少ないパズル』で練習すると、うまくいきやすいです。
例えば、ディズニーのパズルだとこのようなパズルが売っています。
パズルのサイズは小さいですが、ピース数は多くないので、この段階のステップアップにはちょうど良いパズルですね♪
このようなパズルを通して、3歳~4歳頃の子は、以下の3つの力を育んであげたい年齢です。
- 集中力
- 記憶力
- 知覚統合力(視覚情報を理解する能力)
54〜88のピース数は、今までよりもかなり数が多いので、まず集中力が必要になります。加えて、完成形を記憶する力や、絵に合わせてピースを置く力も鍛えられます。
154~192ピース|目安は4歳~6歳
年中~年長の子の目標は、154~192ピースになります。
パズルに慣れてきた年中・年長の子だと、ジグソーパズルでも難易度が高い、細かいイラストのものや、ピースが小さいものも取り組めるようになってきます。
我が家では4〜5歳の頃に、1000ピースのパズルを1週間かけて一緒に完成させました。
4歳~6歳の頃は、以下の4点の力をさらに伸ばしていく過程になります。
- 色彩判別能力
- 図形認識能力
- 知覚統合力
- 空間認知能力
100ピース以上のパズルができるようになると、メキメキこの4つの力が身に付き、特に図形力がもの凄い勢いで伸びていきます。
ここまでくれば立体パズルなどさらにハイレベルなパズルに取り組ませてもOKです。ロンディの類似品ジスター等は、特に想像力と空間認識能力を鍛えられるので、もう一歩知育を進めたい方は見てみてください。
パズルはさまざまな能力を養い、好奇心を刺激し、知能を高めることができます。
今できない子でも、なんとかできるようになってほしいですよね。
パズルも決まったし、『パズルをさせよう』と親が張り切っても、子供が長く遊んでくれなければ意味がありません。
従って次は、子供にパズルで長く遊んでもらうために『パズルができない時の対処法』を詳しく解説していきます。
2歳・3歳児でパズルができない時の対処法
2歳・3歳頃の子供は、集中力が養われていないため『全くパズルができない』子供もいれば、『途中で投げ出してしまう』子供もいます。
パズルができない時の対処法は、以下5つです。
- 簡単にできるものパズルから始める
- 「できた」という喜びや達成感を繰り返す
- うまくはまらない時はコツを教えてあげる
- 途中で横から指摘しない
- 子供が集中している時は見守る
実際のお子様の性格に合わせながら、対処法を取ることで、長く楽しむことができますよ。
詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
簡単にできるパズルから始める
パズルを知育玩具として導入する際はまず、年齢に合わせたものを購入するのではなく、簡単なものを選ぶことが大切です。
『2歳なんだからこれくらいできて当然』と思い、パズルをやったことがない子に2歳のパズルを与えてはいけません。
少しでも『難しい』と感じると、子供は楽しんでやらなくなってしまいます。
年齢に関わらず、レベルに合わせて、無理をさせないパズルから始めましょう。
「できた」という喜びや達成感を繰り返す
パズルを『楽しい』と感じるためには、「できた」という喜びと達成感が必須です。
非認知能力とは、IQのような数値で表す力ではなく、目標や意欲、興味・関心をもち、粘り強く、仲間と協調して取り組む力や姿勢のような、情緒的な力です。「学びに向かう力や姿勢」とも言われており、近年注目を浴びている幼児期に育みたい力になります。
参考:ベネッセ教育総合研究所
最初は難しいパズルも、『できた』を繰り返すうちに、『パズルはできるもの』という認識に繋がります。
パズル導入初期でつまずいてしまった場合は、一緒に取り組んで『できた』という成功体験を重ねましょう。
難しいパズルに取り組む時は必ず「ママと一緒にならできるかもしれないから、一緒にしよう」と誘ってきます。
一度一緒に完成させると「次は一人でやってみる!」と一人で集中して取り組んで、時間をかけながらも完成させています。
うまくはまらない時はコツを教えてあげる
うまくできないときはコツを教えてあげるのも大切です。やりすぎは良くないですが、そっと背中を押してあげる事はだいじですよね。
パズルによっては、パーツを組み合わせてはめ込むタイプもあります。
ピースのはめ方を理解できていない場合は、やって見せ、はめ方のコツを教えてあげてください。
要領を掴むまでは、うまくできないことにイライラしてしまう場合もあります。
途中で横から指摘しない
途中で横からあれこれ指摘しないのも大切です。
『ごっこ遊びはいつからいつまで?狙いと効果を解説』の記事でも話しましたが、ある程度慣れてきたら、見守る事も大切です。
子供がパズルをやっている途中で横から『違うよ』『こっちでしょ』と親が指摘をしたり、手を出してしまうのは集中が切れてしまうので、グッと我慢しましょう。
あまり言いすぎると、『パズルをすると間違って怒られる』という認識に繋がりかねません。
『パズルは知育にいいから』というのはあくまでも親の都合であり、子供にとっては楽しく遊べるか遊べないかだけなのです。
知育玩具は『楽しく遊びながら学べる』という考え方が基本なので、遊びから『楽しい』を奪わないために、横からの指摘をしないように気をつけましょう。
子供が集中している時は見守る
パズルをある程度集中してできるようになったら、子供が「手伝って」と声をかけてくるまでは、子供の取り組みを暖かく見守りましょう。
子供は色々考えながら手を動かすのが苦手なので、『次はどうするか』を考えている時は手が止まりやすいです。
でも、自分で考えている時間が一番大切なので、『集中してる』と感じる時は先に声をかけずに、子供からのアクションを待ちましょう。
うちの娘も『考えたけどわかんなかった』と、子供からヘルプを出されるまでは、こちらから声をかけないように気をつけています。
2歳・3歳でパズルができない子には小さな成功体験を
パズルは、幼児期に育みたいたくさんの能力を養う事ができる知育おもちゃです。
- 巧緻性(こうちせい)
- 図形認識能力
- 色彩判別能力
- 知覚統合力
- 空間認識能力
- 集中力
- 記憶力
パズルは将来的な知能向上にも繋がる『多くの知育効果』が期待できるので、できるだけ楽しく取り組んでほしいですよね。
しかし、他のおもちゃと比べると『遊び方』が難しいので、『うちの子パズルできない💦』と焦るママも多いのも事実です。
ここまでお話した通りですが、パズルを楽しく取り組んでもらうために、重要なポイントは2つあります。
適切なピース数で取り組む
親子で一緒に取り組む
導入初期はピース数が少ないものを選び、親子一緒に取り組んで「楽しい」「できた」を積み重ねることが大切です。
2ピースでも4ピースでも、「できた」という喜びは、小さな成功体験に繋がっていきます。
「できた」という成功体験が、「できる」という子供の自信になります。
難易度の高いジグソーパズルを一人で取り組めるようになったら、家族で大きなジグソーパズルに取り組むのもおすすめですよ。
お子様がパズルを好きになってくれますように♡
トイペディアでは、おもちゃの情報をたくさん発信しています。特に人気なのはコスパ良く高級知育おもちゃで遊べると話題のおもちゃサブスクの記事です。
大手トイサブとチャチャチャなど、レビューもたくさん書いているので、興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね。